ドラマ 空飛ぶ広報室
2013年にTBSで放送されたドラマ、「空飛ぶ広報室」について書きます。
新垣結衣さん演じるテレビ局のディレクターが、航空自衛隊に密着取材をすることになり、そこからこの物語が始まります。
航空自衛隊航空幕僚広報室の愉快な人たちとテレビ局のディレクターが織りなす、テンポの良い作品でした。
この作品で、印象に残った教訓があります。
それは、人を作るのは「場」である、という事です。
どんなに才能がある人でも、決して一人で生きていくことはできないし、成長や進化もある程度のところで終わってしまうと思います。
これは、ドラマ内では、以下のようなストーリーで表現されていました。
自衛隊の広報室のメンバーが、自衛隊に入隊した理由は様々で、みんながみんな高尚な理由だった訳ではありませんでした。
それでも、自衛隊になり、広報室の担当になると、室長の人柄が作り出す「場」の雰囲気が、一人一人を成長させ、チームとしての総和も上がっていったというものです。
このドラマでは、この自衛隊の広報室のメンバーの人間関係、チームプレーがとても生き生きと描かれていました。
「本当のチームとは何か」
それを教えてくれたような気がします。
福岡をめぐる 〜福津市・宗像市編〜
福岡市と北九州市のちょうど真ん中にある福津市と宗像市。宮地嶽神社や宗像大社があり、海に面していて、夏は海水浴なども楽しめる場所です!
行ったことはないけど、この海が綺麗らしいです!
そして今回訪れたのが、
このめちゃくちゃ存在感あふれるしめ縄が有名な、宮地嶽神社です。
もともと神社みたいな落ち着くところをめぐるのが好きなのもあり、また、ペーパードライバーを脱するための運転練習も兼ねて訪れました!
こちらが、神社へ向かう道です。
(手前側に神社へと続く階段があります。)
脇には、梅ヶ枝餅ではなくて、松ヶ枝餅を売っているお店なんかがありました。
梅ヶ枝餅は太宰府の名物らしくて、ここ宮地嶽神社では、松ヶ枝餅らしいです!
そして、ここ宮地嶽神社を有名にしたのが、こちらです。
(YouTubeからの引用です。)
年に数回、このCMのように太陽の沈む位置によって、「光の道」ができるそうです。
とても綺麗で癒やされますね!
この道の先に太陽が見えるって感じです。
太陽がなくても、普通に良い景色ですね。笑
って思う方いるかとおもいますが、実は、宗像大社というのは、沖津宮・中津宮・辺津宮の3つの宮の総称だそうです。
その三宮のなかの1つである沖津宮がある沖ノ鳥島が、この度、世界遺産に登録されたということです。
そして、今回訪れたのは、その中の辺津宮です。
ここは、世界遺産ではないけれど、とても神秘的な雰囲気があって、宗像大神が降り立った場所と言われる、「高宮祭場」なんかは、かなりパワーを感じました!
写真がないのが大変恐縮なのですが、、、、、ごめんなさい。
そして最後に、
福津市に向かう途中で寄った、福岡市東区のベトナム料理を載せておきます。笑
フォーと揚げ春巻きです。ぜひ、食べてみてください。
福岡をめぐる 〜福岡市編〜
福岡県の県庁所在地である福岡市は、天神や博多を中心とした繁華街があり、海沿いには、百道浜やヤフオクドーム、福岡タワーなど多くの名所があります!
今回は、福岡での記録を書いていきます!
まずは、福岡県民なら誰もが応援するホークスの試合を観ました〜。ホークスの投手はエースである千賀滉大選手でした!
ヤフオクドームは、最近新しくなったようで、ドーム内のビジョンはとても大きく迫力満点でした。
そして試合に勝つと、ドーム内の電気が消えてビジョンでは選手たちのかっこいいVTRが流れます!
それが終わると、花火! 初めて観る人は、その音にびっくりすると思います!
ドームのすぐ近くにある福岡タワーです。鋭角的なフォルムがかっこいいです。
こちらは、ヒルトン福岡シーホーク。福岡でも有数のホテルで、野球選手もよく泊まっているそうです!
百道浜の風景です。ドームあり、タワーあり、シーホークありと、ここの浜辺は色んな建物が見えて贅沢です。浜辺ではランニングをする人やお散歩、読書を楽しむ方など、市民の憩いの場になっています!
そして、夜は博多駅でご飯に行きました!
この日は、夏休み真っ只中だったので、駅の前には出店がたくさんあったり、何かのセットがあったりと、賑わっていました!
博多駅で食べたのは、福岡名物のもつ鍋です!
今回行ったのは、「博多もつ鍋 一慶」さん。
ここのもつ鍋は、軽く炙ってあるもつが入っていて、香ばしい香りが最高でした。炙りもつ鍋めっちゃ美味しいですよ!ぜひ。
ドラマ マザー・ゲーム
2015年にTBSで放送されたドラマ、「マザー・ゲーム」を観ました。
このドラマは、ほとんどの園児が小学校受験をする超名門幼稚園で起こる、ママさん同士の熾烈な覇権争い、お受験戦争を舞台にした作品でした。
その中でも主に、五人のお母さんに焦点が置かれており、それぞれが幼稚園内やプライベートにおいて問題を抱えつつも、相手には悟られまいと仮面を被り振る舞まっています。
木村文乃さん演じる主人公は、シングルマザーであり、子供の小学校受験など考えたこともない平凡なお母さんでしたが、名門幼稚園の園長との偶然の出会いにより、年長から急遽この幼稚園に通うことになります。
価値観の全く異なる世界に突如参入したお母さんと子供。その二人の存在が、殺伐とした居心地の良くない階級コミュニティと化していた幼稚園を、徐々に壊していきます。
本当に大切なものを見失って、自らを押し殺し偽って過ごしていたお母さん達が、凝り固まった価値観・考えから脱却し、成長する姿は勇気を貰えます。
ある幼稚園の、さらにそのお母さん同士。狭い箱の中で起こる様々なドラマ。フォーカスを絞ることで、伝えたい内容が観ている人に分かりやすくダイレクトに運ばれ、作品として締まっている印象を受けました。
ドロドロとした、女性の権力争いのような作品のように聞こえたかもしれませんが、実際はユーモアありでクスッと笑えるシーンから、シリアスで繊細な感情展開まで幅広く収まっています。
このドラマを観たあと、街中で幼いお子さんを連れているお母さんを見ると、他人事とは思えない、頑張れー!って気持ちになりました。笑
最後に、安達祐実さんがお母さん役なのに、めっちゃ可愛くて、アンチエイジングの神さまだなぁと改めて思いました。笑
映画 トイストーリー4
ようやく、トイストーリー4を観に行くことができました!
観る前に、終わり方に賛否両論があるという事を聞いていたので、余計気になっていました。
実際に観終えて感じたことは、、、
素晴らしい映画だったなぁ、と。笑
そもそも、トイストーリーは、非生物であるはずのおもちゃに意思が宿っているという設定であり、意思があるなら生物なのか?それともあくまでおもちゃであり、生物とは言えない?という絶妙な、余白のもとに成り立っていた作品でした。
前3作では、ウッディらおもちゃたちは、自らをおもちゃだと自覚した上で、持ち主に遊んでもらえる事が、自分たちの幸せだと信じていました。そこには、ある種のおもちゃとしての固定観念が存在しており、考え方はステレオタイプだと言えます。
そして、その信念のもと持ち主のアンディーやボニーに遊んでもらう為に、大冒険を繰り返し、ハッピーエンドを迎える、といった内容でした。
もちろん、そこには人とおもちゃの人種(?)を超えた友情・愛などを観る人たちに与え、感動するものですし、僕も心を打たれました。
ウッディらが、持ち主の家に帰ることができ、仲間も増えて、またアンディーやボニーに遊んでもらえる安心感。安定した満足を享受できる喜び。そのような結末が、前3作でした。
*ネタバレあるので注意してください!
そんな安心・安定を求めて観た人は、本作トイストーリー4を観たらがっかりするかもしれません。なぜなら、おもちゃであるはずのウッディの意思に、「変化」という不安定材が入ったからです。
本作のウッディは、始まりから途中までは今まで通りのメンタルマインドで、持ち主であるボニーのもとに、仲間と一緒に帰って平穏無事な生活を送ろうと動きます。
そのような、持ち主を思う一途な姿・行動には心打たれる要素も多くあり、物語としても評価されるものだと思います。
しかし、今回はそこで終わりませんでした。
ウッディの持つおもちゃとしての固定観念に、一石を投じる機会を与え、非生物であるおもちゃの価値観から、1つの生き物としての新しい命を吹き込んだのです。
この瞬間に、ウッディの心は目覚めたといっても良いと思います。生物と非生物の狭間ともいえる境遇で年月を重ねてきたウッディの心の指針が、生き物としての「生きる」ことを選びました。
ここまで言うと結末は、ある程度分かるかと思いますが、あえて答えとかは言いません。笑
僕は、本作のウッディの心境の変化は、現実社会でもよく起こり得るもので、例えば、自己のアイデンティティに葛藤している人などに、勇気を与える、そんな映画だったなぁと思いました。
ピクサーは、最初からこのエンディングを見据えて、トイストーリーを製作していたと思うと尊敬するし、本当に伝えたかった事の前座としての3作は、非常に巧妙な演出となっていて、物凄い方々の集まりなのだと、改めて感じました。
まあ、もしかしたら続編があったりして、またウッディの心境が変わったりしたら....と思う所もありますが笑
多分、もう無いような気がしますけど。笑
少し長くなってしまいましたが、とにかく言えることは、本当に素晴らしい作品だったという事です!!
終。
映画 県庁の星
織田裕二さんと柴咲コウさん主演の映画、「県庁の星」を観ました。
官庁で働くエリートを織田裕二さん、地元のスーパーでのパートの従業員を柴咲コウさんが演じています。
2人の立場の違いを対比的に表現されていて、お互いの持つ価値観がゆえに、2人はぶつかり合います。
ふつうに生活していれば、出会うことのなかった2人ですが、ある県のプロジェクトが2人を引き合わせることに。
出会った当初は、共に相手のことを理解できずに、2人の距離感は正反対、日本とブラジルのような位置関係。笑
そんな真逆の考え方の2人が、仕事を共にして行く中で徐々にお互いの考え方に理解を示していき、大きな壁を共に乗り越えて行く!という、王道なストーリーです。
このようなストーリーの中で、個人的に大切だなと思ったことは、「共感力」だと思います。
これは、SHOWROOM の代表取締役である前田裕二さんが言っていた、生きる上での大切な力で、僕自身も大切にしている考えです。
全ての人と仲良く、親友になれることはありません。地球上には現在、約77億人もの人が生きていて、その中に自分と合わない人がいるのは当然だと思います。
けれど、もし自分と合わない人と出会っても、その人の全てと自分が合わないということも、また無いような気がします。
そのような時に、その人の嫌なところ、苦手なところを探すよりも、自分と共通しているところを見つける。これは簡単そうに見えて、実は難しいです。僕自身も、苦手だなって思う人と出会うことがあり、実感したからです。
話が少しそれましたが、この映画はそのような共感する過程に人の心が惹かれ、王道なストーリーではあるけれど、魅力を持っているのかなと思いました。
あとは、まあ、柴咲コウがめちゃくちゃ綺麗で惚れますね。笑
最近、凄くハマってます。笑
それでは、今回はこの辺で失礼します!
最後まで読んで下さり、ありがとうございます!!
映画 いま、会いにゆきます
今日は、竹内結子さん・中村獅童さん主演の映画「いま、会いにゆきます」を観ました。
ファンタジーロマンス映画のようで、切なく暖かい作品でした。
主演の中村獅童さんは、個人的には男らしい渋い演技をする俳優さんだと思っていたのですが、本作では、自分にコンプレックスを感じる自信が持てない父親という役柄を見事に演じていたのを観て、やはり俳優さんはすごいなぁと感じました。
本作は、亡くなった妻が書き残した本に、1年後の雨の時期に帰るというメッセージがあり、短い梅雨の時期にだけ再会するというおはなしです。
もちろん、もっと設定は複雑ではあるのですが、簡単に説明するとこんな感じです。
また、雨の季節という条件と、時間軸の設定も特殊なものですが、これは観てのお楽しみということにしておきます。(笑)
そして、もっとも重要だとおもった事は、竹内結子の思いと中村獅童の思い。それぞれが、高校時代からお互いを意識して想っていたのに、片方の視点からだけ見ると、自分1人の片思いで、とても切ない思い出だったことです。
2人は、最終的には結婚して、子供も授かっているのですが、出会い、付き合うまでの道のりは奇跡と偶然、そして運命の助けがあったからだと明かされる時に、涙を止めることはできません。
ここで、先程いった、時間軸の仕掛けが関係してくるのですが...深くは言いません。笑
何はともあれ、2人のお互いを思う気持ち、けれどそれが必ずしも相手に伝わらないし、すれ違うこともある。
過去のそのような気持ちを、現在になって知ったとき、再び2人は恋に落ち、運命を実感するのだと思いました。
そして、梅雨が明けて彼女がいなくなる時、残された父親と子供はこれからをどう生きていくのか。弱々しく殻に閉じこもっていた、父親は、何かを得て強くなることができるのか。そのような余韻も残して、映画は終わるのですが、とても後味の良い作品でした。
是非、家族や友人、大切な人と一緒に観てみてはいかがでしょうか?