映画 「LION/ライオン25年目のただいま」
めちゃくちゃ久しぶりに戻ってきました。。
いつのまにか2021年になっていて、もう一年経ったのかと。時間の流れを感じますね〜。
さて!今回は久しぶりに映画の感想でも書いていこうかな〜と思います。
今回見た映画は、「LION/ライオン25年目のただいま」という作品です。
結構有名な作品なので、皆さんご覧になったことがあるかもしれませんね!
かなり評判も良くてとても感動すると聞いていましたが、前評判通り、良い作品でしたね〜。
久しぶりに、どっしりとして広大な作品に出会えたなという印象で、心がすぅ〜と清められる感覚になりました。
物語の舞台は、インドとオーストラリア。実はこの話実話なんですね。
幼い頃にインドで迷子になり、そのまま施設に入った主人公サリーが、オーストラリアに住む裕福な家庭に養子として迎えられます。
幼い頃のインドでの記憶を頭の片隅にしまい、オーストラリアでの不自由のない暮らしを送っていくサリー。
しかし、時が経ち大人になるにつれ、自分の生まれ育った故郷への思いが募っていきます。幼い頃の朧げな記憶だけを頼りに、グーグルアースなどを利用して自分の生まれ育った田舎町を探し出そうとします。
サリーの本当の母親や兄弟を探すことは、養子のとして立派に育ててくれた里親に対する裏切り行為なのではないか、と自らを責めつつも、それでも自分のルーツを知りたいという葛藤にサリーは悩みます。
そしてついに、グーグルアースで生まれた育った町を見つけます。里親として育ててくれた母親と正直に向き合い、互いに腹を割って話すことでサリーは決心しました。
「インドへいこう。」
そうして、25年の時を経て生まれ故郷へ向かうサリー。
そこで待っている運命やいかに、、、、
とまあこんな感じです(笑)
僕がこの作品で特に印象的だったのは、サリーの里親になったオーストラリア人夫婦の思いです。
どんな考えがあってインドの子を養子にしたのか。その深くて広い思いに、心を打たれましたし、考えさせられました。
この作品は、インドの行方不明になった子供の存在が大きなテーマになっていて、単に良い話では終わりません。
現実にある深刻な社会問題の中で起こった一つの奇跡の物語です。この奇跡の物語を通して、いま世界で実際に起こっている問題を考えるきっかけを、作品を見た人に与えてくれる作品でした。
まだご覧になっていない方は、一度観てみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で!
引き続き、よろしくお願いします。
シュン