shun's blog

大学生です。日常をゆるく綴っています。特に読書/映画/野球/旅が好きです。

2019年シーズン最終戦 

先日、2019年最後の草野球の試合がありました。

 

野球はあまり冬に行うスポーツではないのですが、草野球には夏も冬も関係ありません。

 

ただ野球が好きな人たちが、野球をする為に集うものです。

 

しかし、2019年の試合は最後でした。

 

草野球は、野球好きが楽しむものですが、勝ち負けにはとことんこだわります。

 

そんなこんなで最終戦。有終の美を飾りたいじゃないですか。みんないつも以上に気合が入ってました。

 

僕はというと、気合はもちろんバッチリでしたが、2ヶ月ぶりくらいの野球で、風邪気味で身体的なコンディションはなかなか悪かったです。(笑)

 

そして、まあがんばりました。

 

結果は、8-3で勝ちました!

 

 

相手の投手は左の技巧派。真っ直ぐの制球もよく、特に外へシュッと逃げるスライダーが良かったです。(こういう投手は昔から苦手です。)

 

 

僕たちのチームは、このピッチャーに中盤まで押さえ込まれ、単調な攻撃を繰り返していました。

 

(僕も4打数1安打で、最初の3打席は三振、三振、投手飛でした笑)

 

 

けど、野球って面白いスポーツで、守備からリズムを作ること、流れを変えることができるんです。

 

今回のゲームはまさにその典型例でした。

 

先程相手投手に押さえ込まれてきたと、書きましたが、序盤になんとかチャンスを作って先制してました。

 

しかしその後は全くヒットも出ず、フォアボールも与えてくれない状況でした。

 

そんな中、中盤になって相手の攻撃。連打やこちらのミスでランナーを貯めてしまい、同点まで追いつかれ、なおもピンチで勝ち越されてしまう!みたいな場面でした。

 

そんな時に、なんと僕の守ってたショートにゆるいゴロが。サードランナーは相手チームでは1番くらいに足が速い選手。打球が転がった瞬間に迷わずホームにスタートを切っているのが、横で見えていました。

 

ミスなく捌いても、かなり微妙なタイミング。けれど、ここで勝ち越しを許すと流れは完全に向こうへいってしまう。

 

そう思って、思い切ってホームへ送球しました。球の握り換え、送球する所、少しのミスも許されない状況でのプレーは、現役時代さながらな緊張感と高揚感がありました。

 

結果は、

 

 

ホームアウト!

 

 

何とか勝ち越しを防ぐことができました。

 

 

自分で言うのもなんですが、このプレーが流れを変えた瞬間だと思います。

 

 

次の打者も凡打に打ち取り、攻守交代。

 

 

守り切った僕たちのチームの雰囲気は、イケイケムード。今思うとその時点でゲームはほぼ決まっていたと思います。

 

 

そこから自チームの攻撃は6連打、内ホームランも含む内容で、一挙に5点を取りました。

 

 

 

 

 

2019年最終戦を、このようにスリルのある試合展開、劇的な勝利で終えれたことはとても気持ち良かったです。

 

 

 

 

それで、補足というか追記というかなんですが

 

 

 

この試合で、小中高大と同じ学校で、共に中高で同じ野球部でやってきた友達とアベックホームランを打ちました。

 

 

 

 

今までの野球人生で初めてです。

 

 

 

 

 

 

 

試合後のグランウドには、爽やかで懐かしい風が吹いていました。

 

 

 

 

なんてね笑

 

 

深夜にひっそりと観たくなる、心温まるレトロな味

深夜0時〜7時の間だけ営業しています。新宿ゴールデン街にひっそりと佇む飯屋。お客さんからは「深夜食堂」なんて言われているそうです。

 

 

 

ということで今回は、「深夜食堂」を紹介したいと思います。

 

 

 

とか言ってますけど、実はこのご飯屋さんは実在するお店ではなくて、ドラマのタイトルになります。

 

 

 

それでは、紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

深夜食堂

 

原作は安倍夜郎さん。小学館ビックコミックオリジナルで連載が始まります。2009年に初めてドラマ化されて以降シリーズ化されました。映画化されたり、韓国や中国でのリメイク版が制作されるなど、日本だけでなく世界で注目されている作品です。

 

 

 

ドラマは3シーズンあり各シーズン10話です。また1話が20数分なので、寝る前のちょっとした時間で視聴可能ですし、ほぼ1話完結型なので、イッキ見してしまう心配もありません。落ち着いた、ゆっくりとした空間が包んでくれます。笑

 

 

ドラマの主演は、飯屋のマスターを演じる小林薫さん。大人の落ち着き、寡黙ながらもお客さんを楽しませる人柄がとてもマッチしています。

 

 

そして、そんなマスターの元に訪れる個性あふれる常連客。どこかいじっぱりで、ひねくれて、変わり者。だけど正直で、素直で、まっすぐなお客さんです。

 

 

マスターとお客さん。その互いが織りなす賑やかで温かい空間は、仕事で疲れた現代人を癒してくれること間違いなしです。

 

 

毎話、マスターがお客さんに出す料理が変わり、その料理がタイトルになっているので、分かりやすいし、観る人を飽きさせません。

 

 

しかも出てくる料理が、実家の手料理って感じで懐かしいんですよね。夜中に見て欲しいんですけど、これ観るとお腹空いちゃいます。飯テロというやつです。

 

 

1番最初のお話のタイトルなんか「赤いウインナーと卵焼き」です。観なくても分かる、美味しいやつやん。です。

 

 

視聴者によって味が変わる。だって卵焼きって各家庭によって味が違いますよね。この観る人に解釈する余地を与える、自由な想像を任せるって事は、コンテンツを作る上でとても大切だな〜なんて思います。

 

 

 

それと、この「深夜食堂」は昭和の雰囲気で充満しています。これこそレトロってやつなのかー、って思いました。なんというか、今のドラマとかには無い、ちょっとした違和感とかぎこちなさがあるんですよ。

 

 

大袈裟かと思うかもしれませんが、この作品を通じてタイムトラベルしてる感覚です。

 

 

知っている方ならよく伝わると思うんですけど、クレヨンしんちゃんの映画「モーレツ大人帝国」を観るときに感じるあの感覚に近いです。

 

 

ぼくも仕事終わって、どこかふらっと立ち寄れるこんな飯屋があったら良いなと思いました。

 

 

 

 

 

ゴールデン街とかいいですよねぇ。。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかこの記事書いていたら、「深夜食堂」に行き(観)たくなったので、今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

 

みなさんも行って(観て)は如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリストファー・ノーランという才能

クリストファー・ノーランという名前を聞いた事がありますか?

 

 

 

映画が好きな人なら一度は聞いたことのある名前だと思います。

 

 

 

そして今回は、そんな彼の凄さを語りたいと思います。

 

 

彼のことを知らない人が彼の作品を観たくなる、また知っている人も、もう一度見返したくなること間違いなしです。(ハードルを自分であげてしまいました。)

 

 

それでは、いきましょ〜

 

 

 

【目次】

クリストファー・ノーランって?

クリストファー・ノーランの主な作品

③作風・特徴

④新作は!?

 

 

 

 

クリストファー・ノーランって?

 

クリストファー・ノーランはイギリス出身の映画監督です。1970年7月30日生まれで、現在49歳です。父親がイングランド人で、母親がアメリカ人である為、イギリスとアメリカの国籍を持っています。幼少期はロンドンとシカゴで過ごし、大学はロンドンで、小説を学ぶ傍ら短編映画の制作をはじめ、彼の映画監督への道が開かれていきます。

 

また、私生活でも携帯電話やインターネットを使わないことで知られているそうです。その作品にも、ネットや電話はほとんど?登場してないです。

 

 

 

 

クリストファー・ノーランの主な作品

 

1998年に長編映画フォロウィング」において初の監督を務めます。続く2000年、監督を務めた長編映画が「メメント」です。この作品で多くの賞を獲得し、注目を集めるようになります。そして、多くの人が知っているであろう作品、バットマンシリーズを手がけます。「バットマン ビギンズ」から始まり、「ダークナイト」、「ダークナイト ライジング」までの3部作です。2本目の「ダークナイト」では、現在公開中の映画の主役「ジョーカー」を生み出したことでも話題です。そして、2010年には、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「インセプション」を公開しました。「インセプション」にはあの渡辺謙さんもキーパーソンとして出演しています。僕の初クリストファー・ノーラン作品は本作でした。2014年には、宇宙を舞台にした映画「インターステラー」を生み、2017年に戦争映画である「ダンケルク」を世に出しました。

 

 

(公開年)   (作品名)

1998年   フォロウィング
2000年   メメント
2005年   バットマン ビギンズ
2008年   ダークナイト
2010年   インセプション
2012年   ダークナイト ライジン
2014年   インターステラー
2017年   ダンケルク

 

 

こんな感じのスパンです。この頻度でヒット作を連発し続けるなんて天才としか言いようがないかもしれませんね笑

 

特に、バットマンシリーズを作ってる中で、インセプションという全く内容の異質な超大作を生み出したって考えると、頭の中はどうなっているんだ!って思います。

 

 

 

③作風・特徴

 

次に彼の作風や特徴についてみていきます。僕は素人ですし、映画についての高度な分析などできる力はありません。あくまで個人的な感想になります。ご了承ください。

 

先程も少し話しましたが、僕がクリストファー・ノーランという存在を知ったのは「インセプション」を観て、何だこれは。やべーよ。ってなって、監督をググったのが始まりです。明らかに今までみた映画とは世界観が異質でした。何というか、構造が「深い」って感じです。映画とか本には軸となる舞台設定やテーマがあります。下町を舞台にした家族の日常、ニューヨークのセレブ高校生たちの華やかなで残酷なスクールライフ、国を秘密裏で守るために命をかけたミッションを行うスパイの物語......など、いろんな設定があります。

 

インセプション」の設定を言うなら、夢を舞台に繰り広げられる情報争奪戦です。

 

夢?情報?ってなると思います。けど、この謎の舞台設定を成立させているのがクリストファー・ノーランです。夢という不確かな存在を論理的に成立させている、現実と非現実の融合というか、SFなんだけどリアル。そんな感じです。

 

 

また、「メメント」においては、映画の構成における常識をぶち壊してきます。テーマは時間です。時間軸を使ったストーリーなら、近年日本で話題になった、「僕は明日、昨日のきみとデートする」もそんな感じです。

 

 

が、、「メメント」はそれとも違うんです。もう構成時代がトリックというか、型破りで。1回観ただけじゃ内容は6割くらいしかわからないんじゃないかと思います。笑

 

それくらいぶっ飛んだ構成ですね。しかもそれだけの構成であるのに、物語としての内容自体も深いです。前向健忘症であるが故の性質と、その当事者しか分からない悩みや苦悩を、ストーリーの肝に据えています。

 

メメント」では、クリストファー・ノーランの、ある人に憑依して、その気持ちを理解する執着的な才能と、構成の根底を覆す大胆性が表れています。

 

インターステラー」は、宇宙が舞台。この時点でこれまでのジャンルとは全く異なる、バラエティ性を感じますが、ただの宇宙ものでは無かったですね。

 

 

 

みなさんは宇宙についてどれくらい知ってますか?ブラックホールの謎とかについて考えたことありますか?

 

 

 

クリストファー・ノーラン、そこに焦点当ててます。

 

 

 

ブラックホールのその奥の世界。僕はそんな世界想像したこともありませんでした。けど、彼はそれを想像し、可視化しています。自分の頭の中で想像した世界を映像で表現しています。次元がなんちゃらとか、重力がどうとか、もうただ彼の作品を浴びるしかないです。息、できません。

 

 

 

長くなってしまいましたが、この3作が個人的なお気に入りで、それだけでもクリストファー・ノーランという人物の異質さは伝わると思います。

 

 

 

常識を軽々と超え、身近にある不思議な現象に対して深掘りし、壮大な謎、想像もできない領域へのアプローチをする。

 

 

それが彼の作品だし、凄いと思うところなのかなーと。そして、それこそがクリストファー・ノーランの作風なのかなーと思います!

 

 

 

 

 

④新作は!?

 

こんな才能のクリストファー・ノーランが出す新作を観たい!って思う方も多いかと思います。(たぶん笑)

 

 

 

実は、新作の予定、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありです!!!

 

 

 

 

2020年7月17日、全米で公開予定だそうです。タイトルは「テネット」で、国際的なスパイを舞台にしたアクションです。

 

 

主演は、ジョン・デヴィッド・ワシントンに決定したことが明らかになりました。(僕はこの人のことは知りませんが笑)

 

 

 

ネット上でも詳しくは語られていない新作「テネット」。

 

 

 

個人的にはスパイ映画ってだけでもワクワクするのに、クリストファー・ノーランが指揮する映画なんて、面白くないはずがないな、もうすでに楽しみです。

 

 

 

情報があまり出てないのも、逆に想像を掻き立ててくれるので、楽しみに待ちます!

 

 

 

みなさんもぜひ今までのクリストファー・ノーラン作品を観て、新作にも期待して待ちましょう!笑

 

 

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸人という仕事

渋谷の♾ホールでライブを観てきました。

 

芸人のライブです。

 

よしもと♾ホール所属の芸人さんは、ネタバトルランキングというものがあり、日々上のランクを目指す芸人たちがライブを繰り広げています。

 

 

ランキングシステムを簡単に紹介すると

 

「ファーストクラス」 (15組)

「セカンドクラス」    (30組)

「サードクラス」        (45組)

「トライアルクラス」 (100組)

「ファームクラス」     (その他大勢)

 

の5クラスで、ファーストクラスを頂点とするピラミッド型のシステムです。

 

 

この枠の中で各々が上のクラスを目指し、芸を磨きネタを披露しています。

 

 

そして今回僕が行ったライブは、

 

トライアルクラスの下位7組とファームクラスの上位15組で行われる、ランク替えのネタバトルでした。

 

 

全22組がネタを披露して、最後にお客さん・関係者などが投票をして、選ばれた上位15組がトライアルクラス残留or昇格というものです。

 

 

なぜ僕がこのライブに行ったかというと、小中学校時代の友人が芸人をやっていて、現在トライアルクラスにいるからです。

 

これまでもたまに彼の出るライブには行ったことがありましたが、今回は特別な思いがありました。

 

 

芸人の彼とは、今でもよく暇なときは飲みに行ったり遊んだりする仲です。

 

そして前に一緒に作業をした時に、彼のネタの脚本をみる機会がありました。

 

 

未だ完成前のネタで、芸人のネタをこんな風に見ることができて「ラッキーだなー」なんて気持ちで見ました。

 

 

けれど、そのネタの斬新で完成度の高い内容を見て、素直に「すげーな」って思いました。

 

 

その後も彼と会って遊んでいる内に、そのネタを今はライブでやっているという話を聞いていて、いつかこのネタを生で見たい!とずっと思っていました。

 

 

その瞬間!が今日でした。

 

 

そして、客席で彼が舞台袖から登場してくるのを見ていました。

 

はっきり言って死ぬほど緊張しました。僕が緊張するのはおかしな話に聞こえますが、意外とこれは、芸人の知り合いがいてそのネタを見るときはあるあるだそうです。笑

 

 

兎にも角にも、舞台に出てきた彼らは(コンビなので)光っていました。いつも2人でバカな話をしている彼には思えないくらい、遠い所にいました。

 

とてもかっこよかったです。

 

表現者でした。

 

 

そして、2分半のネタを見事に演じ切りました。他のお客さんも驚いていたように感じました。僕も感慨深いものがありました。感動しました。

 

 

その後全組がネタを披露して投票が終わり、結果発表でした。

 

 

 

 

僕の友達は、トライアルクラスに残留することができました。

 

 

 

 

 

 

芸人は演者です。舞台に立って、自ら作った脚本を演じます。0から1を生み出す人達です。

 

何もないところからアイデアを練り、目に見える形にする。この能力は人間の強さだと思います。

 

生み出すだけでも大変なことなのに、そのコンテンツで人の心を動かすことはもっともっと何倍も難しいと思います。

 

 

僕たちが生きる社会では、日常的に多くのコンテンツ・情報・企画に溢れていますが、世に出ているということは、人の心を掴んだ、動かしたもので、その作品の裏側では数え切れないほどの発想やアイデアがあったし、あります。

 

 

何が言いたいかというと、クリエイティブな作品を生み出すというのは本当に偶然の産物で、人間の神秘だと言うこと。

 

 

「心を揺さぶる作品」

 

という点で言えば、芸人の彼のネタはまさに僕の心を揺さぶった、この世の些細な奇跡の1つでした。

 

 

 

これからも応援してます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死闘。奴がきた!

バイトを終えて家に帰った。

 

 

時刻は0時過ぎ。

 

 

労働で疲れていたので、シャワーを浴びてとっとと寝ようと思っていた。

 

 

着替えとタオルを持ちいざお風呂場へ。

 

 

電気をつけて扉を開けた。

 

 

その瞬間....!!

 

 

 

 

奴がいた。

 

 

 

 

黒光るフォルムと素早い前方移動。数センチの体だが、ヒトに与える恐怖は無限大。

 

 

 

 

 

 

正体はGこと、ゴキブリだ。

 

 

 

 

 

こいつを見た瞬間、体は硬直した。

 

 

と、同時に!

 

 

バイトから帰り疲れ切っていたはずの体から、アドレナリンが湧き出してくるのも感じた。

 

 

 

年に数回の死闘が今宵、幕開けたのだ。

 

 

 

そうとなると、先ずやるべき事は限られた物資の中から武器を調達する事である。

 

 

 

当時はゴキジェットが無く、スプレー以外で殺傷するには何が良いのかをネットで調べた。

 

 

そして、一番ヒットした方法が...

 

 

 

「新聞紙を丸めてたたく。」

 

 

 

 

 

ふざけるな!

 

 

 

そんな大胆かつ原始的な方法で現代の若者が、奴に対抗できるわけがない。

 

 

 

 

気を取り直して違う方法も見ていく。

 

 

(a)熱湯をかける

(b)食器用洗剤をかける

(c)掃除機で吸う

 

 

以上3つの案が有効だと分かった。

 

 

 

次にこれらの案を比較考量する。

 

 

 

(a)は比較的簡単でお湯は沸かせばいくらでもあるので実に魅力的な案に思えた。

 

 

ゴキブリは60度以上のお湯をかけると弱まり、温度が上がれば上がるほど即死率が上がるのだと言う。

 

 

しかし、あれだけ素早く移動する奴にピンポイントで熱湯を浴びせられるのかに不安の余地が残る。

 

 

少しだけかかり、奴に刺激を与えてより獰猛にさせてしまうと考えると非常に恐ろしい。

 

→よって保留。

 

 

 

続いて(b)。食器用洗剤ということで、化学薬品であるために期待値は非常に高い。

 

 

が、これも(a)と同様にピンポイントで命中させる自信がまるでない。しかも、食器用洗剤は発射速度が遅いのが何よりの致命的欠陥になってしまう。

 

→よってこれも保留。

 

 

 

最後は(c)について考える。

 

 

掃除機。あの吸引力を生かしたら、いくら素早いあいつでも吸い取れる。またノズルのリーチもあるため、少し離れた距離からでも作戦を実行できそうだ。

 

 

これは、掃除機で決まりだな!

 

 

 

と、思った時ふと疑問が浮かんだ。

 

 

 

「吸い込んだあと、奴はどうなる?」

 

 

 

 

 

まだ生きてるじゃねーか!!

 

 

 

これは論外。何も根本的な解決になっていない。目的は奴を葬ることなのに、掃除機のなかに吸われたあいつと同じ屋根の下で眠れるはずがない。

 

→よってこれもやめておく。

 

 

 

これで全ての案について考えたがどれも決定打を欠く。

 

 

 

 

結局、

 

 

 

風呂に入る前でパンツ一丁だったので、服を着て、財布だけを手に取り夜中のコンビニへ。

 

 

 

キンチョールのスプレーを手に取る。勝利を確信したので宴のための食料も取る。

 

 

 

結局スプレーかよ!

 

 

 

って思った人。そうです。結局スプレーが1番です。

 

 

 

スプレーが良い理由は、

 

 

*ジェット噴射のため遠くからでも奴にアプローチできる。

*何といっても殺虫剤というチート。(即効性)

 

 

 

この2点に限ります。

 

 

 

そしていざ戦場へ。(風呂場)

 

 

 

右手にはキンチョールを握りしめ、意を決して扉をオープン。

 

 

 

前方やや左に奴を確認。右手からチートを噴射。

 

 

 

スプレーがかかってすぐ、奴は激走。

 

 

 

これには焦る。急いで扉を閉める。

 

 

 

心臓がバクバクの中、扉の隙間からスプレーを噴射。

 

 

 

少し外でまつ。イヤホンでは大音量で「憧憬と屍の道」を聞く。(進撃の巨人のOP曲)

 

 

 

そして覚悟を決めて扉をあける。奴は排水溝のところでどうにか逃げようとしていたが、元気はない。

 

 

 

これはチャンス。最後のとどめと言わんばかりに、キンチョールを噴射。数秒間ずっと吹きかける。

 

 

 

ここで、ようやく奴の動きは止まりひっくり返った。

 

 

 

まだ、少し足は痙攣している。ここで先程の3案を思い出す。

 

 

 

「よし。洗剤もかけよう。」

 

 

 

キッチンから持ってきた洗剤を上からゆっくり垂らす。青色の液体が奴を包み込む。

 

 

 

それから数分放置した後見にいくと、奴は生き絶えていた.....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が、先日起こった死闘だ。

 

 

 

 

家で奴を見かけたら、多くの人は恐怖に駆られると思います。

 

 

 

特に一人暮らしの人だったら、自分でどうにかしないといけません。

 

 

 

恐怖はいつ訪れるかわからない。

 

 

 

だからこそ言いたい。

 

 

 

 

「殺虫スプレーは買いましょう。」

 

 

 

みなさんが奴の恐怖に駆られる事なく安心して眠りにつけることを願って......。

(終)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何のために働く?

先日、バイト先のパートのおじさんと飲みに行きました。

 

 

そのパートの方は、20年ほど前ネパールから日本に出てきてそれ以来ずっと日本で働いています。

 

 

僕が仕事に入るとき、いつも優しい笑顔で挨拶をしてくれますし、仕事中もちょくちょく声をかけてくれて、バイトのみんなを和ませてくれるとても紳士的な方です。

 

 

僕は彼にジェントルマン精神をよく教わっています。当たり前のようでなかなか実践できない些細なこと。だけど人とのコミュニケーションにおいてはとても大切なことです。

 

 

そんな彼が、バイト終わりに今日は飲みに行こうぜ!みたいなノリで珍しく誘ってきてくれました。

 

 

普段はあまり誘ってこないし、奥さんもいるのでバイト終わりは少し話して帰る彼ですが、この日はなぜか帰りませんでした。

 

 

どうしてなのかと思ってると、奥さんと少し喧嘩してるらしくて家に帰りたくないってことでした。

 

 

そういうことならと覚悟を決めて六本木へ。

他に社員さんもきて三人で飲みに行きました。

 

 

酔いも回ってきて、どうして奥さんと喧嘩したのか聞くと、

 

 

 

「お金」

 

 

が原因でした。

 

 

 

そもそも、ネパールから出てきて日本でより効率よくお金を稼ぐためにきた彼です。

 

 

 

いつも彼のそばには「お金」があったのだと思いますし、日本で食べ物に困ることのない程度の生活をずっとしていた僕よりも、お金に対しての思いは確実に強いと思います。

 

 

 

ここではそのお金に関する内容を具体的には書かないけど、簡単にいうとお金がなかなか貯まらずに選択肢が増えず、視野がなかなか広がらないというものでした。

 

 

 

自国では満足にお金が得られずに、自分の家族に少しでも良い生活をしてもらうために、他の国へお金を稼ぎに行く、ということは日本人にとってはあまり現実的な話だと思わない人が多いのかなぁとおもいます。

 

(僕も出稼ぎに海外へ行こうって思ったことないですし。)

 

 

 

少し話がそれましたが、この相談をされて僕も本気で真剣に考えました。

 

 

 

「国籍も日本じゃないなら正社員になれないのだろうか?」

 

「お金がたまらないのであれば今の仕事で収入を上げるか、新しくビジネスをやるべきなのか?」

 

「同じ境遇で日本へ来る外国人に向けた情報を、YouTubeやブログで発信して稼ぐことはできないだろうか?」

 

 

 

などいつくかのアイデアを提供しましたが、今の彼にとってはあまり現実的な提案ではなかったようでした。

 

 

 

なにか解決策を一緒に考えたい!と思ったけれど、そう簡単なものじゃありません。

 

 

そして、彼から出稼ぎ労働者の実態を教えてくれました。

 

 

 

現在日本では多くの外国人のアルバイトを見かけます。しかし、その多くは日本人の人手不足の分野における人的補助で、日本人が嫌がる仕事や時給の高くない仕事がほとんどです。

 

 

 

この話を聞いて、彼らの日本で少しでも多くのお金を稼いで自国の家族に良い暮らしを!と考えている想いを上手く使って、日本は人手不足の対策を図っているように思いました。

 

 

 

お金のために働くというのも立派な動機ではあると思うけど、そのような考えに至らざるをえない出稼ぎにきた人たちに、その動機をいいことに低待遇の条件で労使関係を持つことは、僕はなんか嫌です。

 

 

 

日本にきた海外の人に日本って凄く楽しい!働いてお金も稼げるし、実力次第でもっともっと成り上がれる!趣味に打ち込める!休みの日に遊びに行ける友達がたくさんできた!みたいな気持ちになってほしいなーって思います。

 

 

 

まあ、とても難しいことなのは何となくわかります。けど、こんな社会になったら、僕らも楽しいだろうなって思います。

 

 

 

本当の意味でのグローバル社会。これからますます日本には多くの人が集まってくると思います。

 

 

 

だから、みんなが笑って泣いて感動してはしゃぎあえる世の中にする為に、どうすればいいかを考える。

 

 

 

何のために働き、何のために生きるのか。1度しかない人生(時間)は、お金では買えない。

 

 

 

今を、人生のこの時間を、楽しむには何をすれば良いのか。

 

 

 

僕は心を揺さぶるコンテンツを通じて、世界中の人が本当の意味で "楽しく生きる" を実現する手助けをしたいなぁって思います!

 

 

 

みなさん、

何か良い案ありませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

現在地

先日から3日間企業のインターンに行きました

 

6人グループになり最終日に企画をプレゼンする内容でした。

 

学部も目指す分野も違う6人での多種多様な個性的なグループでした。

 

その中でも1人、飛び抜けた才能の人に出会いました。

 

今まで出会った中でもトップクラスのカリスマ性を持ち、自分の意見を持ち、思考を言語化する力に圧倒されました。

 

それまでのインターンでも企画を立案する機会はあり、僕は割と意見も言うしグループをうまく回している感覚が多少はありました。

 

けど今回は

 

完全に圧倒されたし、その振る舞いがとてもうらやましかった。

 

他のグループでも羨ましいなって思う人が何人かいました。

 

このインターンで自分の現在地を痛いほど感じました。

 

思っていることを言葉にする難しさ。曖昧な自分の思考にうんざりした場面が何度もあり、悔しくて、けどそれが今の自分で。

 

自分の信念をもって、説得力のある説明でその意見を通すことの難しさを痛感しました。

 

イデアはでるけどそれを他人に伝える能力。

 

まだまだ自分は浅いし表面的だし、本当のアウトプットが全然できてませんでした。

 

物事の本質を深く追求することを面倒くさがり、無意識のうちに考える行為を投げ出していたことを実感しました。

 

自分に向き合う、やりたい事を現実に呼び出す

 

これをできるようになるには何が必要なのか。

 

正直いまはこれだ!という答えは出ていません

 

けれど自分の性格というか振る舞いというか、そういうものを知る機会になったのは間違いありません。

 

人の考えに対してなんでも肯いて同調してしまう性格で、人との対立を恐れる性格。

 

平和ボケして思考能力を失った世界の一市民。

 

生温いお湯につかって気持ち良いお風呂で余韻に浸るアホです。

 

変えなければ変えようと思うけれど、自分の中の何ががストッパーをかけて動かなくなってしまいます。

 

 

こんな哀れなアホなつまらない人で一度きりの人生を終えたくはないです。

 

 

自分に向き合い考えそして考える。

 

自問自答を繰り返し疑問を持ち本質は何かを追求し続けて、世の中の人にあっ!と言わせる、ああああああっ!と言わせるそんな発想を提供したい。

 

 

世界の30億人くらいが僕の発想に触れ、感動し驚きを隠しきれないコンテンツを作る。

 

自分の頭のなかにひろがる、無限の世界をそのまま現実に投影する。

 

どんなに凄い起業家や社長や有名人をも遥かに凌駕するような感動を、成功を収めたい。

 

しかしここでも、僕の成功とは何か?という漠然とした問題が存在します。

 

人生は多種多様な難易度の問題に囲まれて、どの問題を選ぶかの連続です。

 

すべての人が同じ問題解くわけじゃなくて、それなら人より難しい奥の深い、むしろ誰も解いたことのない究極の問題を解決して、自分だけが解けて他の人には解けないオリジナルの問題を世界に発信して、挑戦したい。

 

こんなバカらしいことだけど、僕は真剣に望みたい。一切の妥協はしたくない。やりきって擦り切れて、ぶっ倒れるくらい熱中して、生きていることを心から実感したい。

 

 

 

だからこそ、

 

 

 

こんな目標をここに立てておきます。