2019年シーズン最終戦
先日、2019年最後の草野球の試合がありました。
野球はあまり冬に行うスポーツではないのですが、草野球には夏も冬も関係ありません。
ただ野球が好きな人たちが、野球をする為に集うものです。
しかし、2019年の試合は最後でした。
草野球は、野球好きが楽しむものですが、勝ち負けにはとことんこだわります。
そんなこんなで最終戦。有終の美を飾りたいじゃないですか。みんないつも以上に気合が入ってました。
僕はというと、気合はもちろんバッチリでしたが、2ヶ月ぶりくらいの野球で、風邪気味で身体的なコンディションはなかなか悪かったです。(笑)
そして、まあがんばりました。
結果は、8-3で勝ちました!
相手の投手は左の技巧派。真っ直ぐの制球もよく、特に外へシュッと逃げるスライダーが良かったです。(こういう投手は昔から苦手です。)
僕たちのチームは、このピッチャーに中盤まで押さえ込まれ、単調な攻撃を繰り返していました。
(僕も4打数1安打で、最初の3打席は三振、三振、投手飛でした笑)
けど、野球って面白いスポーツで、守備からリズムを作ること、流れを変えることができるんです。
今回のゲームはまさにその典型例でした。
先程相手投手に押さえ込まれてきたと、書きましたが、序盤になんとかチャンスを作って先制してました。
しかしその後は全くヒットも出ず、フォアボールも与えてくれない状況でした。
そんな中、中盤になって相手の攻撃。連打やこちらのミスでランナーを貯めてしまい、同点まで追いつかれ、なおもピンチで勝ち越されてしまう!みたいな場面でした。
そんな時に、なんと僕の守ってたショートにゆるいゴロが。サードランナーは相手チームでは1番くらいに足が速い選手。打球が転がった瞬間に迷わずホームにスタートを切っているのが、横で見えていました。
ミスなく捌いても、かなり微妙なタイミング。けれど、ここで勝ち越しを許すと流れは完全に向こうへいってしまう。
そう思って、思い切ってホームへ送球しました。球の握り換え、送球する所、少しのミスも許されない状況でのプレーは、現役時代さながらな緊張感と高揚感がありました。
結果は、
ホームアウト!
何とか勝ち越しを防ぐことができました。
自分で言うのもなんですが、このプレーが流れを変えた瞬間だと思います。
次の打者も凡打に打ち取り、攻守交代。
守り切った僕たちのチームの雰囲気は、イケイケムード。今思うとその時点でゲームはほぼ決まっていたと思います。
そこから自チームの攻撃は6連打、内ホームランも含む内容で、一挙に5点を取りました。
2019年最終戦を、このようにスリルのある試合展開、劇的な勝利で終えれたことはとても気持ち良かったです。
それで、補足というか追記というかなんですが
この試合で、小中高大と同じ学校で、共に中高で同じ野球部でやってきた友達とアベックホームランを打ちました。
今までの野球人生で初めてです。
試合後のグランウドには、爽やかで懐かしい風が吹いていました。
なんてね笑