大人が観たい、伝説のアニメ「BANANA FISH」
今回紹介するのは、
アニメ「BANANA FISH」です。
BANANA FISHは、ニューヨークの少年らからなるギャングとマフィアとのある情報をめぐる争い、またギャングを束ねる17歳のアッシュと日本から取材のアシスタントとして渡米した19歳の少年英治(えいじ)との固い絆を追ったストーリーです。
このアニメ、一見ごりごり格闘系・ヤクザ系の作品で、アクションばっかりの青年・少年向けのように感じます。
が、なんと原作は『別冊少女コミック』。
※『別冊少女コミック』1985年5月号〜1994年4月号にて連載された(1994年6月号、8・9月号、1995年1月号にて番外編掲載)。コミックス全19巻、文庫版全12巻(内番外編1巻)。
「なんでこのようなマフィア絡みの漫画が少女コミックに掲載されたんだ」って疑問に思う方も多いと思います。
けど、アニメ観たら即納得できます。
BANANA FISHは、ただの血生臭いニューヨークのギャングとマフィアの抗争を描いた作品ではありません。
このアニメは率直に言うと、重たくてシリアスで、かなりショッキングな内容が結構出てくるし、それがストーリーの重要な要素になっています。
僕がBANANA FISHを観て思ったことは、
綺麗な映像のアニメなのに、内容はドロドロとした闇を描いている。
しかしその闇に射す希望の光。その光に導かれるように物語が進んでいく様は、1種の青春アニメでした。
このように1つの作品の中で、社会の闇に鋭く切り込み、ニューヨークのギャング抗争としてのアクション要素も入れつつ、主役である少年たちの成長を表現していることが、観る人に認知的不協和を与えます。
けれど、この清濁併せ呑むかのような感覚が唯一無二のオリジナリティを出しているな、と感じます。
とりあえず、ストーリーの振り幅が激しくて、感情がおかしくなりそうで、でもその感情が激情的になるっていうよりは、静かに胸を締められてるって感じです!
この感覚は観てみないと分からないし、1度観て、体感してほしいなぁと思います。
愛ってなんだろう、友情ってなんだろう、人を信じることってなんだろう、人として最低限の生きる権利とはなんだろう。
そんなとこまで、考えさせられるアニメですし、「アニメなんて少し子供っぽいな」と思う方こそ1度観てほしい作品です。
衝撃のラストにあなたは何を思うでしょうか。
以下にBANANA FISHの公式サイト載せてます!クリックしたら観たくなるから、お気をつけて!ではまた!
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