shun's blog

日常をゆるく綴っています。特に読書/映画/野球/旅が好きです。

ドラマ オレンジデイズ

北川悦吏子さん脚本のドラマ「オレンジデイズ」を観ました。

 

舞台は、大学。四年生になった大学生たちの、甘酸っぱい青春物語です。

 

映画の尺の中では表現できない、人の関わり合い、友情、恋愛がとても繊細に詳細に描かれていました。

 

単なる起承転結ではなくて、些細な起承転結が何度も繰り返されて、大きな起承転結を生み出せるのは、ドラマという放送形態ならでは、脚本の北川悦吏子さんならではだなと感服しました。

 

ストーリー内容がどうこうと書くのはやめようと思います。それは、この作品を観ていただけたら、十分すぎるほどに、皆さんの心に伝わると思うからです。

 

そこで今回は、もっと技術的な視点から感じたことを綴ります。

 

上でも記しましたが、物語には起承転結という構成が、根本的にはあって、それを軸にして完成していきます。起承転結と一言で言っても、時間のながさ、監督、脚本家によって違いはあります。

 

シンプルな起承転結は、近年放映された「ララランド」などが代表的だと思います。

 

映画は、2~3時間の1つの流れの中で構成をするので、比較的起承転結を作るのは行いやすいと思います。(その分他の映画との構成の差別化が難しいと思います)

 

最近は、ほとんどの作品は映画だったので、「オレンジデイズ」をみて、表現の幅の広さ、自由さをとても実感しました。

 

オレンジデイズ」では、主に二人の気持ちの距離感をベースに、その二人を取り巻く3人の関係性が肝になっているなと感じました。

 

主人公の二人の気持ちの追いかけっこに、磁力の引き合い反発を感じたし、遠い距離になってしまっても、互いのベクトルの向きだけは同じ方向を向いていたりと、そのような図式を連想しました。

 

やはり、物語を作る上では、メリハリ、距離感、ベクトルの位置と向き。他にも挿入歌だったり、キャストの演技など、とてつもないほどの要素が重なって初めて、人の心を揺さぶる作品が生まれるんだなあ、と感じました。

 

何度か鳥肌が立つくらい、感激したシーンもありました。その中には、言葉や台詞のない、表情だけの場面もありました。これも、前後でのキャストの表情とともに生まれた台詞の余韻が生んだものであり、言葉の力なのかな、と思ったりもしました。

 

 

 

 

まあとにかく!感動して笑いながら涙が出る、そんな映画です。

 

こんな人の心をつかめる作品を、ぼくも作りたいなと思いました(笑)。

 

 

終。