明け方の街で、鳩が教えてくれたこと。
昨夜、友達と朝まで飲み明かしました。
積もる話に夢中になりお店の閉店時間になったので店を出ました。
夜明け前のまだ薄暗い夜の街を歩き、始発を待つために花壇の淵に座り、話をすることに。
僕たちの周りには、夜明け前の早い時間にもかかわらず、鳩たちが歩き回っていました。
そんな鳩の群れの中に、目に止まった一羽がいました。その鳩は、右の足を怪我しており、歩き方が不恰好でした。
厳しい自然の中で、なんらかのトラブルによって怪我を負ってしまったのだと思い、可哀想だなぁと感じて、その鳩の行動を目で追い続けました。
足を痛めて、不自由ながらも、懸命に歩くその姿に、無意識のうちに勇気を貰っていたのかもしれません。
あの鳩は、これからどのようにしてエサを見つけて、どのように苦労しながら生きていくのかなという同情の眼差しもありました。
その瞬間でした。
その鳩は、他の鳩に負けないほど堂々と、勇ましく、自らの翼を広げて、明るくなり始めていた朝の空に向かって羽ばたいていきました。
この時に、僕は大切な事に気づけた、そんな気がしました。
なにも、歩くことに固執しないで、歩きずらいなら飛べばいいんだ。遠く離れた、まだ知らない世界に羽ばたけばいいんだ。
これは、極端な例かもしれませんが、僕たちが生きるこの社会でも当てはまる時もあると思います。
悩みもがいて泣く夜も、気分が乗らずに憂鬱な朝も、生きていれば必ずあると思います。
そんな時に、ふと、空を見上げて、飛べるんだ!と思えたら、すこしは気持ちが楽になるんじゃないかなと思ったりもします―
―友達と飲んで酔っぱらった朝に、こんなことを、あの鳩は教えてくれました。(笑)
なんか、かっこつけすぎましたね笑
けど、まあ意外とこういうのが本音だったりするんだよなー笑
最後まで、酔った文章につきあっていただいた方、ありがとうございます!