映画 アラジン
先週、映画「アラジン」を観に行きました。
原作のアラジンは観たことがなく、ランプから青色の魔神が出てきて願いを叶えてくれる物語、ということしか知りませんでした。
これくらいの知識がないのに、名作であるアラジンを100%楽しむ事ができるのか不安でしたが、結果は・・・・・・
最高に楽しむ事ができました!
良かった点を挙げるときりがないくらいでした。
特に、舞台であるアラブの世界観はほんとにリアリティーがあり、とても引込まれるもので、観ている自分がアラビアンの世界で生活しているのかと錯覚させられるほどでした。
また、ストーリーの構成もわかりやすく、起承転結のリズムにのった非常に整っていて、かつ飽きさせないものでした。
個人的には、魔法のランプの魔神であるジーニーを演じていた、ウィル・スミスの振る舞いには、鳥肌が立つくらい衝撃的で魅力的でした。感情の振り幅がとても広くて、大胆で繊細な演技でした。
そしてこの映画が教えてくれることは、相手のことを本当に思う清らかな心を持つ大切さです。
人間は時に野心を燃やしすぎたあまり、周りの人への思いやりよりも、自らの欲望を優先してしまうことがあると思います。
そうなってしまいそうな場面でも、いかに、周囲に対して目を向けて、他者の事を考えられるかが、人としての真価を問われると思います。
このアラジンという映画は、そのように、人としてどう生きていくべきかを伝えている作品だなと、個人的に感じました。
是非、観ていただきたい作品です。