朝井リョウさん原作の「何者」の映画を観ました。
就活に伴う自己分析や他者分析を通して繰り広げられる人間関係が、すごく絶妙に表現されていました。
観る人によって、異なる感想を持てる余白の作り方は、すごいなぁと衝撃を受けました。
また、ツイッターを使って真相が暴かれていく場面などはとても現代的で、本当に表現の仕方が秀逸だと思いました。
最後のシーン、僕の目からは涙が流れてくるし、主人公の目からはウロコが落ちていくしで、ここでもまた、観る人によっての解釈を可能にしています。
気になる名言も出てきました。「頭の中では傑作。そこから出られてない。」みたいな言葉だったと思います。
深いです....。