本を読む
昨日ようやくプリズンブレイクを見終わったので、たまっていた本を読み始めました。
今、読んでいる本は沢木耕太郎さんの「深夜特急3」です。この本は、旅行記の代表とも言える作品で、日本からロンドンまでの旅について書かれているものです。
全部で6作にもなる作品ですが、あっという間に読めてしまうほどリアルで刺激に満ちあふれた内容で、優雅に旅をするというものではなく、泥臭く、人間味が全開に出ている作品です。
この本を読んだら、すぐにでも世界をバックパックしたい気持ちに駆り立てられ、それほどに魅力的な作品です。
「深夜特急3」での舞台は、インドとネパールで、特にインドでの旅模様は、文章の中からでも伝わってくるほどに、特異でミステリアスなその地の雰囲気を感じ取ることができます。
僕も、先日いった旅で感じたのですが、「偶然」に身を任せて、あるがままを受け入れることが旅をすることの醍醐味なのではないかと思います。その「偶然」を非常に大切にとらえているのが、この作品でも随所に見ることができ、単なる観光の旅行記ではない、沢木耕太郎にしか体験できなかった旅を垣間見ることができます。
読書をするメリットはまさにここにあり、作者の体験・考え・人生を自分も、全てではなくても、経験できることだと思います。それは、旅行記であろうと、小説であろうとビジネス書であろうと同じで、書き手の脳内にある思考を共有するということです。
このように意識してみると、読書をすることはとても効率の良い自己投資だな~と思えてきます!
もっとたくさんの本に出会って、幅広い考えを吸収していきます!